【南極クルーズ】南極圏を超えて究極の南極エクスペディション
2025年12月5日~12月20日(ウシュアイア発着


ツアーのポイント

南極圏を超え、未知の世界へ

一般的な南極クルーズは南極半島周辺にとどまることが多いが、このエクスペディションでは南極圏(南緯66度33分)を超え、より奥地へと進みます。ロス海・ウェッデル海・アムンゼン海などの人類未踏の領域へ到達し、手つかずの自然を探索。コウテイペンギンのコロニー(特にロス海沿岸やウェッデル海エリア)で、数千羽のペンギンの営巣地を観察したり、ヒョウアザラシやウェッデルアザラシ、時にはシャチやミンククジラなどの南極の海洋生物にも遭遇するチャンスがあります。

日本人ガイド同行

ご紹介している出発日は、日本人で唯一の北極・南極などの極地エクスペディションリーダーである伊知地亮氏が同行します。
2002年に初めて南極を訪れ、その類まれな美しさに魅了される。以来機会があれば南極へ毎年訪れ、2009年に初めて北極へも訪れる。2010年より本格的にエクスペディションスタッフとして乗務を開始し、これまでに南極・北極併せて50本以上のクルーズに乗船。2019年1月に日本人初のエクスペディションリーダーとなる。2018年より、ポナン社の日本駐在マネージャーに就任。


船のご案内 ポナン

フレンチスタイルのラグジュアリー船で未知の世界へ

フランス唯一のクルーズ会社であるポナンクルーズは、世界中のあらゆる海でフランス流ラグジュアリーをご堪能いただけます。フランス流の洗練されたサービスや食事、内装、デザインをお楽しみながら、魅力あふれる極地クルーズへご案内します。

ポナンクルーズの特色

ポナンクルーズは目的地だけでなく、船内生活にも重点を置いているラグジュアリー船です。船内設備やお食事、サービスは他の探検会社を凌駕します。南極、北極クルーズのコース数は豊富で、特に砕氷船の所有は他社にはない強みで、北極点到達や高緯度南極圏への航行も可能です。探検クルーズだけでなく、世界各国でレジャークルーズも運航しています。クルーズ代金は他社よりも高めになりますが、極地旅行と船内の充実さの両方を求めるお客様にピッタリなクルーズ会社です。

最新鋭の探検船

ポナンクルーズの船には最新のテクノロジーが搭載されており、皆様の安全と安心を保証するとともに、環境への影響を最小限に抑えています。氷山や岩礁との衝突を防ぐソナー探知システム、低エネルギー・低発熱の照明システム(LEDと光ファイバー)、錨を下ろすことなく船を静止させ、海底を保護するダイナミックポジショニングシステムなど、これらの革新的な設備は、当社の船の設計の中心となっているものです。

極地探検クルーズのノウハウ

20年以上にわたり極地探検クルーズで培ってきたノウハウを活かし、トロピカルな島々やフィヨルドの海岸線、歴史ある地中海や北欧など世界100ヶ国以上、400ヶ所以上の寄港地を訪れています。現在、13隻のクルーズ船を運航し、そのうち5隻が極地探検クルーズで活躍しています。

船内の特徴

ポナンの船内は、フランス人デザイナーによるスタイリッシュなインテリアが特徴で、ピエールフレイのファブリックや南仏フラゴナールのフレグランスがラグジュアリーな空間を演出しています。また、ミシュランシェフ、アラン・デュカス氏の監修を受けた料理が提供され、フランスの五ツ星ホテルやレストランと同等のサービスを楽しむことができます。

南極クルーズの特徴と料金

ポナンの南極クルーズは、南極半島やサウスジョージア諸島、フォークランド諸島などを訪れる多彩な航路が用意されています。クルーズ期間は10泊から18泊までさまざまで、料金は1泊あたり約70,000円から100,000円程度となっています。 具体的な料金は選択する航路や客室の種類によって異なります。例えば、2025年/2026年シーズンの南極クルーズでは、砕氷船「ル コマンダン シャルコー」が2年ぶりに南極へ戻り、皇帝ペンギンの生息地を目指す特別なクルーズも予定されています。

北極クルーズの特徴と料金

北極クルーズでは、スヴァールバル諸島やグリーンランド、カナダ北部などの手つかずの自然と野生動物を探索する航路が提供されています。特に、砕氷船「ル コマンダン シャルコー」を使用した北極点到達クルーズなど、他社にはない特別な体験が可能です。 料金は南極クルーズと同様に、1泊あたり約70,000円から100,000円程度で、選択する航路や客室の種類によって異なります。

まるで海の上の三ツ星レストラン

ミシュランシェフ、アラン・デュカス氏の持つ「デュカス・コンセイル」の監修を受けた、フランス船ならでは料理をご堪能ください。ル・コマンダン・シャルコーではデュカス氏自身が監修した料理をご提供します。

芸術的ガストロノミー

料理のコンセプトから船上のシェフのトレーニングまで、デュカス コンセイユの協力のもと最高水準のサービスを提供しています。フランス人シェフによる、上質な食材をベースにした、エレガントで洗練されたお食事をお楽しみください。
また、常に卓越性を追求するフランスの一流のブランドと提携。ヴーヴクリコのシャンパン、カヴィアリのキャビア、ラデュレのマカロン、ボルディエのバター、パレ デ テの紅茶、ルノートルのケーキやスイーツ、料理とワインのペアリングで有名なタイユヴァン社によるグラスワインのセレクションをお楽しみいただけます。

静寂に満たされた自由な空間

ラウンジでは読書やクラシック音楽をお楽しみください。パノラミックラウンジにはライブラリー(写真)もございます。静かな空間で自由なひとときをお過ごしいただけます。船内はすべて無料でWi-Fiにつながります。

快適なフレンチタッチのサービス

アフタヌーンティーにはフランス発ブランド、ラデュレのマカロンとパレデテの紅茶をお楽しみください。客室によってはバトラーサービスもご利用いただけます。フランスの五ツ星ホテルやレストランと同等のサービスで皆さまをおもてなしいたします。

フランスのエスプリが効いたインテリア

船内インテリアはフランス人デザイナーによるスタイリッシュなデザイン。ピエールフレイのファブリックがラグジュアリーな印象です。南仏フラゴナールのフレグランスが船内に香ります。

暮らしの美学

フランス人が大切にする生活美学を反映、船内はプライベートヨットのように温かく、身近に感じていただけるようデザインされています。私たちの旅行哲学と調和するフランスのラグジュアリーブランドに、パートナーとしてご協力をいただいています。建築家ジャン フィリップ ニュエル氏によるインテリアデザイン、ピエール フレイのファブリック、フラゴナールのルームフレグランス、ディプティック パリのキャビン用バスルームコレクションなど、洗練された空間の中リラックスしてお過ごしください。スパではソティスのパーソナルケア製品を使用、至福のひとときをお過ごしいただけます。ヘアサロンでは、ケラスターゼやロレアルプロフェッショネルの製品を使用し、お客様一人ひとりにあわせたご提案を行っています。


砕氷船 ル コマンダン シャルコー

●シップデータ

総トン数 :31,757トン 就航年 :2021年 船籍:フランス 全長:150 全幅 :28m スピード:15ノット 乗客定員:245名 客室数:123室 アイスクラス:PC2(砕氷船)

液化天然ガス(LNG)燃料に対応した世界初のハイブリッド砕氷探検船です。極地観測船と同レベルの砕氷能力により、厚い氷に阻まれこれまで訪れることが困難だった地球上で最も隔絶された本当の極地を目指す旅を実現します。
高度な汚水処理システムなど最新技術を投入し、環境への負荷を最小限に抑えました。極地の環境や生物多様性のための観測・研究設備を備え、科学者に提供しています。


スケジュール

1日目

■ウシュアイア[アルゼンチン]
乗船 ・下船
サンチアゴ前泊

【ロングイヤービエン船内泊】食事なし食事あり食事あり

2日目

■ウシュアイア 
午後4時▶午後5時乗船  
午後6時出航

【ロングイヤービエン船内泊】食事あり食事あり食事あり

3〜4日目

■ドレーク海峡通航

【ロングイヤービエン船内泊】食事あり食事あり食事あり

5日目

■南極半島

【ロングイヤービエン船内泊】食事あり食事あり食事あり

6〜11日目

■ウェッデル海

【ロングイヤービエン船内泊】食事あり食事あり食事あり

12・13日目

■ドレーク海峡通航

【ロングイヤービエン船内泊】食事あり食事あり食事あり

14日目

■ウシュアイア
早朝着・下船

食事あり食事なし食事なし


◆ご注意
●天候と氷のコンディションに大きく左右される極限の地を訪れるクルーズです。特にフィヨルドでの航行は、沿岸の氷を保護する必要があるため、旅程では日々氷の状態や種類によって航路が決まります。航行スケジュール、アクティビティ、動物の観察は、天候や氷の状態によって左右され、保証されるものではありません。また、天候や氷のコンディションにより、体験できることが異なります。船長とエクスペディション・リーダーは、AECOの安全上の指示や規則を遵守しながら、お客様の体験が可能な限り豊かなものとなるよう最大限の努力をいたします。


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