ハドソン湾沿岸部には約900頭の野生のシロクマが生息しており、夏の間は広域に散らばって森の中などで過ごしているのですが、毎年秋になると、チャーチルの沿岸部に集結する“シロクマの秋の大移動”が見られます。チャーチル付近の海には河口があり、その河口から流れる真水から凍結し始めるため、一番に海へ出ようとするシロクマたちがチャーチルのハドソン湾沿岸部に集結し、凍結を待ちます。凍結が進むとシロクマが大好物とする食糧のアザラシを求めて、海氷の道、別名“シロクマ・ハイウェイ”を渡って北上していきます。世界でも珍しいこの現象を見られるのはチャーチルだけです。湾が凍結するまで、3週間前後の期間限定の大変貴重な光景です。
世界各地のシロクマツアーでは、ボートやツンドラバギーなどの乗り物から観察するのが一般的ですが、今回のツアーでは「自分の足でシロクマに出会う」ハイキングがアクティビティの主流となります。チャーチルでもハイキングツアーを主催できるのは、弊社のパートナーである現地会社だけです。ダイモンド湖畔に3泊滞在中は天候や動物の状況に合わせて、1日1回〜2回のシロクマハイキングへご案内します。シロクマと同じ目線で出会うことができる、これぞまさに“世界でも大変珍しい究極体験”をお楽しみいただけます。ハイキングツアーは、動物や天候の状況によって、朝食後、現地ガイドよりその日のハイキングのプランをご案内します。徹底した安全対策の元、安全管理のトレーニングを重ね野生動物の生態を熟知した経験豊富なガイドが数名同行しますのでご安心ください。
宿泊費6泊分
日程に記載の観光、食事、移動
日程にない観光、食事
日本からウィニペグまでの往復移動
個人的諸費用(土産代・ホテルの電話やドリンク代など)
■ウィニペグ
午後:ウィニペグ空港の近くのホテルへお越しください。
◆ご宿泊は翌朝の便に備えて空港近くの「ザ・グランド・ウィニペグ・エアポート・ホテル」です。
【ウィニペグ(空港周辺)泊】
■ウィニペグ <チャーチル乗継ぎ> チャーチル近郊(ダイモンド湖畔)
終日:空路、チャーチルへ。着後、ロッジ専用の小型飛行機にてダイモンド湖畔へ。
◆ご宿泊(3連泊)は人里離れた大自然に囲まれたエコロッジ「ダイモンド・レイク・エコロッジ」です。(注1)
【チャーチル近郊(ダイモンド湖畔)泊】
■チャーチル近郊(ダイモンド湖畔)滞在
午前と午後:シロクマ・ハイキング 氷や天気の状況を見ながら、ロッジ周辺の森やハドソン湾沿岸部をハイキングしながら野生のシロクマなどの動物を探します。
【チャーチル近郊(ダイモンド湖畔)泊】
■チャーチル近郊(ダイモンド湖畔)滞在
午前と午後:シロクマ・ハイキング 引き続き、シロクマハイキングツアーをお楽しみください。日中、ロッジ滞在中もシロクマなどの野生動物観察のチャンスがあります。
【チャーチル近郊(ダイモンド湖畔)泊】
■チャーチル近郊(ダイモンド湖畔) チャーチル
午前:ロッジ専用の小型飛行機にてチャーチルへ。
午後:チャーチル観光 ◎シロクマの刑務所、●イヌイット博物館(自由見学)にご案内します。
◆ご宿泊は、「ザ・ブルーベリー・イン」または「ポーラ・イン」または同等クラスのホテルです。(注1)
【チャーチル泊】
■チャーチル ウィニペグ
終日:シロクマ観察ツンドラバギーツアー シロクマが集結するツンドラ地帯を走行するために特別に開発されたバギーを貸切り、野生のシロクマを探すドライブにご案内します。
夕刻:空路、ウィニペグへ。
◆ご宿泊は夜到着に備えて空港近くの「ザ・グランド・ウィニペグ・エアポート・ホテル」です。
【ウィニペグ(空港周辺)泊】
■ウィニペグ
ウィニペグ空港へ向かいます。
◆ご注意
●シロクマの大移動を見られる可能性の高い時期に設定しておりますが、野生動物のため気候変動などの理由で見ることができない場合があります。その場合でも旅行代金のご返金はありませんので、予めご了承ください。
●このツアーはシロクマ・ハイキングツアーが含まれているため、健脚の方向けの企画となります。現地にてハイキングガイドが、体力的に難しいと判断した場合は、ハイキングにご参加いただけない場合がありますので予めご了承ください。体力にご不安がある方は、お申し込み前にご相談ください。
●ご予約時にご注意事項等を記載した同意書へのご署名をお願いしております。
●このツアーでは小型飛行機を利用するため、荷物規定があります。ナイロンや布製の変形可能なソフトバッグをご用意ください(22kg以内、取手や車輪がついたキャリーバックは不可)。日本からスーツケースを持参された場合は、2日目にウィニペグ(空港周辺)でご宿泊するホテルにてお預かりします。
(1)地域柄、バスタブがなく、シャワーのみのお部屋となります。